こんにちは、志野です。
4月19日夜中〜20日の明け方に降った雨で川の水がゴウゴウと音をたてて流れていた話を以前のブログで書きました。
その様子を撮影した時に護岸を守っている張りブロックの角の部分で濁流が渦を巻いていたのがすごく気になっていました。
水が引いてからその場所を見に行くと、やはり怖い状態になっていました。濁流が渦を巻いていた場所はコンクリートの擁壁が割れ、足元の土は大きくえぐれていました。
コンクリート擁壁を支えていた周りの土が流されたことで写真のように擁壁がひどく傾き、次に予想もできない大雨が降ればこの擁壁は崩壊することが予想されます。
アリの一穴とはご存知のように、どんなに固くしっかりと築いた堤でもアリが作った小さな穴が原因で崩壊する!
という意味です。
僕の見た感じでは、写真の傾いた擁壁が流されると護岸を守ってくれている張りブロックが全てめくれ上がって、最後は堤防の土がどんどん削られていくはずです。
私たちの生活を守ってくれている堤防が決壊するなんて考えただけで怖いですが、そこにつながる前兆があるということに気づき対処していけば自分や家族、自治会や町を災害から守っていけると思うのです。
ではまた次回も乞うご期待を!