こんにちは、志野です。
三宅町ではゴールデンウィーク後半に苗代(お米の苗を作る作業)に水が必要となります。
4月中旬からダムのポンプやゲートなどの機械の作動テストを兼ねてダムが上げられ大川に水が溜められます。
日本列島を低気圧が取り囲んだ影響で昨晩から大雨でした。
朝、川のようすを見に行くと茶色く濁った泥水が大きな音を立てダムから流れ落ちていました。
昔は「えらい雨やったなぁ」
「よお降ったなぁ」
と言うご近所同士の会話がこのような感じで、
今の基準で言えば大雨に当てはまる気がします。
それが年を追うごとに
豪雨 → ゲリラ豪雨 → 集中豪雨
と変わっていき年に何度も豪雨被害を心配するようになりました。
私は
2011年に奈良県南部を襲った紀伊半島大水害
1982年の大和川大水害
がすごく記憶に残っています。
とくに大和川大水害は大阪府との県府境にある亀の瀬で大規模な地すべりが発生し、県内各所でも河川の欠壊や氾濫が多発しました。
町内がひとつの池のようになってとても怖かったです。
昨年から県の水害対策として県内の河川で川底や堤防に、たい積した土砂の撤去が行われています。とても流れが良くなって安心度がアップしましたが、この工事は対策の1つであって、色んな手を打つ必要があると考えています。
これから梅雨に入り、台風シーズンがやって来ます。いま危険と思うところは早く解決しておき、その先で想定される危険には前もって手を打つことが災害から町を守ることだと考えます。
これからもさまざまな災害について考え、行動していきます。
ではまた次回も乞うご期待を!